落書き

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落書き。背景めんど。

ジャック・オ・蘭たんというゲーム実況の人を知ったのは、pixivの表示の中でいいなと思った絵がその人を描いたものだったからだ。描き手のセンスが良く、私のツボだったからだ。

それから「moon」実況を聞いてみたら面白かった。蘭たんが有名な人だと知った。

ただ、私がいいなと思ったその人の絵は似顔絵でも何でもない。顔は伏せられている。そのデザインは、多分声と実況で見せる性格から想起されたもので、ニコニコ等の中でファンが描く姿はデザインがある程度統一されていた。

不思議だ。顔が見えないだけで、こんなにもファンは都合よく姿を妄想するし、仮の姿であってもそれを土台として愛でる。

美少年である保証はないのに、美少年「とする」し、それに都合よくフェティシズムをぶちこむし、他実況者との関係性に萌えたりする。

偶像崇拝の原型?を見ているような気がする。

私は一番始めに見た蘭たんのファンアート、しかもその人の絵のみが好きで、他の人のファンアートにはあまり心が動かなかった。

その後聞いたmoon実況は面白かった。あの絵がそう描かれる事には納得した。

でも私がそれをイメージして描いたこの絵は蘭たんでは無いだろうし、その人の絵が好きでデザインを真似て、フェティシズムをぶちこんでいるだけだ。

性欲と外見主義の不思議な世界。