ファフナーexodusを終えて

ファフナーexodusが終わった。
本当に色々あって、それに自分なりの対応をして、ベストを尽くした。
腹の立つ事もあるし、考えが足りず人を怒らせてしまう事もあるし、失敗も沢山した。
でも失敗したらその結果に対応して改善すればいい。
人を怒らせたら反省して謝るし、理不尽に晒されたらそれを受けてやり方を考えるし、それも込みで仕事。

世の中には理不尽も不条理も沢山存在していて、それを動かすには力が足りなかったり、動かせないものもあったり。
それに憤ってる段階より先には、それを諦めて(明らかにして)対応するという段階が待っている。

「最終的な質の良さの為に、自分の仕事ではない問題をある程度回収する」と、「自分の仕事しかやらねーぞ、という当然ではあるが器は狭いように見える」のせめぎ合いの連続で、結果的には前者の方を選んだ。
私の良心なのか、甘さなのか、それを選んだ。

できる事なら長期的な勝利が欲しい。
一時的な怒りで結果的に良く無いのが分かっていて問題を素通りすると、後から後悔する。
だから自分の領域では、出来るだけベストを尽くそうと思った。
その分作業量は増大した。でもそれは時間の使い方で何とかならなくもない。

息抜きが少し上手くなった。
一人で溜め込まず、人と会話する事で落とし所を見つけられた。

自分の仕事本来と違う所に時間を割くのはしゃくだが、その先に報いたい人がいる。
お客さんと監督と自分。その3部門にさえ満足してもらえれば、私の仕事は完了なのだ。
中でも自分は最も大切で、自分に恥じない仕事、できた?といつでも自分が聞いてくる。嘘をついてもすぐバレる。
勿論妥協点も沢山あるけど、それも含めて、中々に頑張ったな、という自負が持てた。
なのでこの仕事は完遂。

キツかったがこれだけの重量を担げるようになったという事は、筋肉はかなり付いた。
この仕事に関われた事を感謝している。
そして1月から、新しい環境に移動し、新しい仕事が始まる。