暴れ馬の体と、欲する/拒否する食べ物

本当にデリケートな情報って書きにくいんだけど、秘匿するギリまで書こうかな、という方針。これでも根幹は伏せている。最後に出典書いたので読みたい人は参考まで。自分の目で判断するのが1番良い。新しい情報を受け入れる体作りは自らで行うもの。

 

外食で揚げ物を食べるとお腹を壊す。ストレスでお菓子をバカ喰いすると胃もたれする。仕事の精度が落ちる。そういう現象が頻繁にあった。

 腹痛の渦中トイレで神に祈ってる間、後悔しきり、何が原因だったのか考えた。そして調べまくった。たくさんドキュメンタリー映画を見て、たくさん本を読んで。それらは隠されていて普段は全く見えない現実が描かれている。

ストイックな性格もあって、結構シビアに食生活を構築してきた。勿論予算と相談しながら、無理せず維持はできるように。途中お菓子を買い食いしちゃう事はよくある事で、断固買わないとか無理はしない。食べたい時もある。

 

少し具体的に書くと、添加物、遺伝子組み換え食品、それらを食べる畜産、養殖魚、安い油脂、安い小麦粉、農薬、ポストハーベスト、F1種等、産地によっては放射線。精製され過ぎてミネラル皆無の塩砂糖、不純物の多い調味料。(ちょっと調べりゃ分かるが、安さには相応の理由がある。理由を理解した上で選ぶ事が肝要。)

特定の食品アレルギーは無く、強いて言えば化学物質過敏症に近いのかも知れない。洗濯洗剤の香料が臭くて無香料石鹸に変えたし。

 

2017年の5月頃から上のものをなるべく避けるシステムに変更した。内容表示のタグを必ず見るようにして、添加物が少ないものを選ぶ。産地を気にする。最初は出来ることから。それから1年と5ヶ月経った。出来ることをするのは変わらず、知識はより身について活用する。身体の細胞はかなり総入れ替えされた筈だ。何よりストレス源の仕事が無い。(新しい仕事どうすんべぇという新たな困りごとはあるけど)

そして外食は信頼できる店以外殆どしなくなった。それ以外の店では結構な確率でお腹を壊す、胃もたれを我慢するか、下痢。もしくは嘔吐。私の体、分かりやすすぎる。とにかく排出しなきゃ!と張り切る胃腸。そんなに受け取っちゃダメなものがこの食べ物の中に?私は精度の上がった身体の意志を信じたい。尊重したいので、腹痛は苦しいけど何か理由があるんだろうと任せておく。排出しきるとケロッとしている。

舌で分かる時も増えた。変な味だ!やばい!と警鐘が鳴る。自炊によって舌が育っているのだ。飲み込んでから、あかんやつだった、と分かる時も。TPOによっては噛んでから吐き出せない時も多いし難しいが。

腹が減っていると御構い無しになって、舌の判断が狂う。空腹だから食べて消化もそのまましてくれるかと思いきや、体はオートで排出判断を下す。どんな時でも確実に。もうトイレに行くしか無い。

 

つい先日また遭遇した。通常の下痢より遥かにやばい痛みと、濁流のような汗で、多分やばさのレベルが段違いだった。

濁流汗は某会社の新歓でも起こった。私が食生活を変える直前のタイミングだ。2017年4月。安い居酒屋で明らかにヤバそうな油でギットギトの山積みにされたオカズ。手をつける人が少ない。トイレで吐きまくり滴り落ちるほど汗をかき、びしょ濡れになって会社に戻り、その日はもう仕事出来ず帰った。会社の重要タイトルを抱えていた時期、会社のイベントで体調を崩される。最悪の新歓だった。行かなければ良かった。人の顔色を伺うべきでは無かった。あれと同じだ。多分何らかの共通項があった筈だ。もう検証しようが無いのだけど。

今回違うのは、とても質の良さそうなお店で、実際味も良かった点だ。私の舌は美味しい判断を下していた。お腹は空いていたけど。

汗は[老廃物、油脂、ヘロイン等薬物、放射線]等を排出するらしい。そして汗をかいたらすぐ拭く事。皮膚に付着したままでは体内に戻ってしまうという。

通常の下痢以外で汗が尋常では無い、それならこれらの内どれかを排出する必要があったという事なのかな、と推測している。

 

今は自己治癒の可能性を試したいので、今まですぐ病院に行っていたのをやめ、体に任せてみた。翌日も痛みが尾を引き絶食したが、2日目にはお粥が食べられるようになり、痛みは消えた。徐々に通常に戻るだろう。3日目にこれを書いている。

今までと違うのは、仕事が無いから急いで治療する必要がない事。休む時間は取れる。だから[体がおかしいから直す]のではなく[体がおかしい反応をするのには何か理由がある筈。その働きを尊重する]という事だ。

体が行う反応を尊重し見守る。この動き方は、今までした事が無かった新たな試みだ。それは「体の動きを信用している」から出来る事だ。

体は現世の乗り物で、自分でメンテナンスしてエネルギーを入れて走る。この世で生きているのは心が楽しむためで、その為に体が存在している。だから基本的には体は自分の不都合になる事をしない。持ち主の望むように動く。(メンテせず放ったらかしであれば、相応の不具合に遭遇するとは思うが…)

 

私の乗り物は非っ常〜〜に繊細らしく、ちょっと違う部品を入れたり違う油を刺すと自動で暴走し、不純物とみなしたものを徹底的に排出する。しかもその暴走によって2、3日ダウンする。暴れ馬、激しい。仕方ない、そういう仕様の乗り物だから。安いパーツのカスタムとか絶対許さない、一定の質以上しか許可しない。どんだけ高級品だ。でも付き合うよ。私だけの乗り物だから。他の誰にも乗りこなせないし、誰も理解できない。(安田先生には「僕の知り合いの中で1番鋭敏な体」と認定されてしまった。顔の広い先生の縁の中でも?!おらがナンバワンと?!難易度たけーわ!やるっきゃないけどよ!)

 

今まで学校期は親と対立、廃人期は向精神薬を飲み、仕事期は常に社畜過労、散々我慢させ酷使してきたから、ここまでのびのびと体から意見を言える事が無かった。だからもっと言わせてあげたい。体が赴く方にパッと動きたい。その為の時間はまったく無駄ではない。

今は体と心に好きにしてもらう練習をしている。今まで自分の好きにできた事が無かったから。真に質の良い食べ物しか受け付けないなら、そのわがままも叶えてやりたい。

 

今後は人に合わせるのを徹底的にやめる。知り合った人にご飯に誘われたとして、店に行っても食べない。信用できる店以外はお茶と水だけにする。もう回避策はそれしかない。飲み会打ち上げ類、不参加。もしくは飲み食いしない。人と話したい場合は二次会のみ参加か、個人的に誘う。

表示が無い場合遠慮なく原料や使用調味料を聞く。答えられないなら買わない。店は店舗調理でそのまま提供する場合は表示不要と認可されているけど、判断材料が無いのは本当に困る。だから買わない。

私が体調を崩したって誰も責任を取れないのだから、図々しく質問したっていいじゃん。知らない人は食べ物で困った事の無い人で、世界に適応している。私は適応できないからここまで勉強が必要だったわけで。(いや寧ろ私、正常じゃん?ちょっと過敏すぎるけど、日本の添加物許容量とか、調べると凄いんだよ。皆知らないだけで。そして私もまだ勉強中だし、今信じてやってみていることもチェス盤をひっくり返される時が来るかもしれない。でもそれは何においてもそうだから良し。今まで付き合ってきた西洋医学では意味不明な体質を、整体や別の視点から眺めてみて、別の論を検証し、自分に合った方を採用していく手順を踏んでいる。)

この件に関して同じ角度から物事を見られる人はかなり少ないだろう。普通に友人と外食してる人、羨ましい。少し前まで私もそう出来ていたんだけど。自分の自炊基準が上がりすぎて、同程度の基準を持つ店でないと受け付けなくなってしまった。そうでない店が大半な中。

不便だし、横目で眺めるのは孤独。フード理論では完全に悪役だ。だけどそう在る理由もあるのだろう。そう信じるしかない。今世では群れから離れた視点を持つ役柄をずっと演じる事になると思う。孤高に生れついてるらしいし、それもまた一興。

暴れ馬よろしくね。好きに走らせたら好きな所に連れて行ってくれるのだと思う。そのためにお手入れして整えていく。

 

出典は比較的目ざわり良い情報だけを置いておきます。

映画_甘くない砂糖の話/キングコーン/未来の食卓/フードインク/ありあまるごちそう…この辺は[秋から最近にかけての変遷に纏わるソース - どこにでもいてどこにもいない]と同じだが。

本_安部司[食品の裏側1,2]内海聡[その油をかえなさい]等。もっと読んだけど調べていく内に分かるし、調べない人には不要の情報なのでここまで。